コミュニティ:

観測台付近・平原

観測台の付近の平原。
いつまでも観測台に屯しているのも憚れるので
少し離れた何も無い所へ場所を移したらしい。
日中は退屈凌ぎに身体を動かしている少女の姿が見えるだろうし、
夜には無防備に寝転がって星を眺める少女の姿が見えるだろう。
トークメッセージ
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アリス
「捨てられない荷物なら、もうずっと一つだけさ。捨てたくないって、言うべきかな。」

その話はいいだろう?老いぼれのこそばゆい昔話だからね。と、分かりやすく遠ざける様に間を置いた。

「代わりと言っちゃあなんだが、旅の話をしよう。
 この姿なら昔の事もはっきりと思い出せそうだ。お前さんの話も訊きたいしねぇ。」
(ENo. 85) 2020-07-08 01:22:40
アリス
「何の因果か、老いぼれも今ではこんな格好さ。
 全く……若返る、なんて。御伽噺の中の話かと思ってたのに。」

私は夢でも見てるのかい?と、怪訝そうに首を振る。
しかし、目の前の女人の姿を見ては小恥ずかしそうに頭を掻く。
(ENo. 85) 2020-07-08 01:18:41
アリス
「いやね、もう旅は終わったと思ったんだよ。
 ようやく荷物を降ろして、後はゆっくり時を過ごすだけだと思ってた。」

――でも、違ったんだねぇ。
ふぅ、と小さく息を吐いて目を伏せる。
(ENo. 85) 2020-07-08 01:13:31

「それとも」──おんなは、煙のように嘯く。
「捨てんのに困る荷物でもありぃしょうか、主さまは。

為れば、此も袖の縁。
わっちで良けりゃ、聞かせおくんなし?」
(ENo. 116) 2020-07-07 20:50:53

「永ぇ道を歩いてりゃ、否応無しに想いは募りんす。
其りゃ、見知った景色も、見知ったひとも増えるもんでござんしょう。
手提げは軽ぅして、想い耽らんのが永旅の“こつ”でおざりいすよ。主さま」
(ENo. 116) 2020-07-07 20:46:31

「咯咯。湿気た面は止めなんし。
わっちの煙草も湿気てしまいんす」

幼子を綾すがごと、おんなは笑う。
構わない。これもまた、旅の醍醐味と。
(ENo. 116) 2020-07-07 20:44:58
アリス
「ははっ、悪いねぇ……私の目には、お前さんは眩しかったのかもしれない。」

苦笑を横に、少し見上げた視線を下ろす。

「……本当に、いつかの旅の記憶が戻ってくるみたいで。
 真新しいものの筈なのに、この目で見るものすべてが懐かしい様にも思えるよ。」
(ENo. 85) 2020-07-07 16:41:00

「咯咯。似合わねぇ言葉はよしなんし、こそぐったい」
浮かべるのは、曖昧な笑み。
身に付いた虫を取るように、小さく身を捩る。

「──それに、世辞は“目ぇ見て”言うもんありんすよ、主さま。
そんに遠くを見て嘯くもんじゃあござんせんて」
(ENo. 116) 2020-07-07 14:02:26
アリス
「大仰だったかねぇ? まぁ、こんな別嬪さんに逢うのは、
 それこそ随分と久しい気がするからねぇ……ふふふ。」

――本当に、昔を思い出すようだ。
穏やかな表情は、かつての旅路に見た風景を女人に重ねて見ていた。
(ENo. 85) 2020-06-29 22:01:33
まさか、と暫定少女は面白そうに笑って否定する。
――自分はただの人間さ。
そう口にする少女の横顔は、背伸びした子供の様に大人びていて。
(ENo. 85) 2020-06-29 21:58:07

「……けれど、如何にも。
此は原風景。わっちの國の在るべき姿でござんす」
快なりと、おんなは笑う。
旅に、故郷の話は付き物であるからと。

「この出で立ちなら、目立つでありんしょう?
それこそ主さまが、幾十年の果てに想いを馳せたように」
(ENo. 116) 2020-06-29 09:25:09

「──原風景、でありんすか。嘻嘻」

「随分とまぁ、大きなことを仰ぇすねぇ、主さまは。
童女と思えば、あやかしの類いでござんしょうか?」
(ENo. 116) 2020-06-29 09:24:00

「原風景……嘻嘻。
」」
(ENo. 116) 2020-06-29 09:02:31

「原風景……嘻嘻。
」」
(ENo. 116) 2020-06-29 09:02:31
アリス
「私の居る所じゃあ、東国の人は滅多に見かけなかったからさ。」

海を渡った向こう側の国は遠いよ、と懐かしむ様に口にする。

「自分も東国を歩いたのは何十年も前になる……
 お前さんの姿は、まるでその時に見た東国の原風景みたいだ。」
(ENo. 85) 2020-06-26 16:03:14

「えぇ。仰ぇすとおり、異国のもんでございす。
西かひんがしかは存じゃせんが」

怪訝そうに嘗める視線に、くすぐったそうに笑みながら。

「見たところ、主さまも随分旅慣れとるようでありんすが。
それほど余所もんは珍しゅうございしょうか?」
(ENo. 116) 2020-06-26 11:57:52
アリス
「ふぅん……あまり聞かない音だ。
 東の方の出身なのかな。雰囲気と言うか、そういうのも似ているし……」

女人の表情を見ていた視線は、その装いの方へ落ちる。
何処か独特な言葉遣いもそれらしさを強く感じさせていた。
(ENo. 85) 2020-06-25 16:27:03

「アリス……嘻嘻。
かぃらしぃ名前でありんすなぁ」
どこかおかしそうに、小首を傾げながら。
含むように一度、ゞ。

「わっちの姓は嫦蛾、名を月〈るぅな〉。
しがねぇ根無しの風来坊ではござんすが、腐らず遊んでやっておくんなし」
(ENo. 116) 2020-06-25 09:43:15
アリス
「私だって、旅の話ぐらいしか面白い話は出来ないよ。」
改めて、女人の方へ向き直ってひとつ頷く。
「自己紹介が遅れたね。私はアリス。
 今は孤児院をやってる、ただの老いぼれさ。よろしく頼むよ。」
(ENo. 85) 2020-06-23 18:09:16

「……嘻嘻。主さまも退屈でありんしたか」
からと笑み、小さく感嘆符。
火種の尽きた煙管を、くるくると指先で遊びながら。

「あい、よござんすよ。
生憎、こちとら酒と煙草と旅の話以外に種は持ち合わせとらん油虫でございすが、それでも宜しければ」
(ENo. 116) 2020-06-23 16:50:55