コミュニティ:

閑寂の涯て

あなたは知っている?
銀の樺、森の奥深くには、魔女が住んでいるんだってこと。

そして――魔女に願えば、全ての苦しみから解放してくれるんだってこと。

ねえ、あなた。けれどどうか、気をつけて。
彼女はとても慈悲深いけれど。
《いのちをすくう》まじないは、使えない魔女だから。

《Somnus》
銀の樺が生い茂る鬱蒼とした森の奥深く。
此岸と彼岸の狭間に、其処は在る。
静寂が満ちる。
■が満ちる。

瞑目を望むならば■■を。
それとも。
――ああ。それならば。
あなたは、魔女に何をねがうの?

《Solitudo》
リアルタイムが主。いちどにおはなしを紡ぐのはおひとりさま。
おはなししたことの有る方なら、どなたでも。
おはなししてみたいと思っていただけたなら、おてがみを。
(あてさきは170紹介文の末尾に)
魔女はあなたのことを知りたがっています。
トークメッセージ
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彼岸の魔女
「- - - - - - - - - - 《Dum fata sinunt vivite laeti.》 - - - - - - - - - -」
(ENo. 170) 2020-06-27 20:22:22
彼岸の魔女
「(カァ、と一声鳴いたおおきな鴉は、魔女を背に乗せたなら翼を広げて宙へと舞い飛んで行った。見る間にちいさくなっていくその黒い闇色へ、おんなはずっと。ずうっと、一生懸命に手を振っていた)
……こんなに。こんなに、うれしいきもちでひとを送り出したのは、はじめてだわ。
(ぽつりと零したことのはは。ずいぶん浮かれた、弾んだ声だった)」
(ENo. 170) 2020-06-27 20:22:12
彼岸の魔女
「んふふ!だいじょうぶよ、ちょっぴりひねくれものだけれど。みんなくいしんぼうだから、お菓子をあげたら素直になるわ。
(だから。『おみやげ』をおねがいね、なんて悪戯に目を細め)
退屈は猫をも殺すというけれど。魔女だって、ながい退屈はすきじゃあないわ。違っていて?
(なんて。好奇心旺盛な彼女のことだ、きっと多くの『ひまつぶし』の手段を持っているのだろう。いずれそれも聞いてみたい。唸る黒犬の毛並みを梳いてやり乍ら)
ええ。ええ。さようなら、……ちがうわ。また逢いましょう、智を尊ぶ、聡明たる君。いずれ。あなたのお城にも遊びに行くわ。ぜったいよ!」
(ENo. 170) 2020-06-27 20:21:53
「ふふ、それなら安心だ。私にも優しくしてくれたらいいのだが。火傷は夜風に染みるから」
最も、彼女の友人なのだと分かればきっと軽い悪戯程度しかされないだろう。彼女は大層色んなものに慕われているようだから。
「いや助かるよ。乗り心地もよさそうだ。ふふ、魔女は孤独と退屈で死ぬとは言うが……君が今なお生きている事の立役者たちに私も感謝せねばね」
おおよしよしと鴉を撫でる。唸る犬を見て、愛されているねとくすくす笑って
「あぁ、是非ともお借りするとしよう。ご機嫌よう、愛らしく草花の香りがする同胞よ。近い内に、また必ずこようとも。…よし、いこうアーラ!」
別れの言葉と共に、空へと乗り出す事だろう
(ENo. 110) 2020-06-27 20:09:06
彼岸の魔女
「だいじょうぶよ、ながいつきあいだもの。ちいさなころに、やけどは卒業したわ。
(それすなわち、『鬼火を下すすべ』を備えたと云う意味合いではあるが。おんなは脅しの類が上手くない。ので、恐らくは仲良くなったのだろう、ふつうに)
まあ。大変!それならなおさら、この子の翼を借りるといいわ。わたしは永くをひとりで過ごしてきたけれど。この子たちが居てくれたから、『ひとりきり』では、なかったの。ふふ!
(頭を撫でられたなら、鴉は目を閉じててのひらに甘んじるだろう。ねこの気位ほど高くなく。いぬの従順さほど卑屈ではない、そんな体。おんなと使い魔たちの仲はすこぶる良好だが、使い魔同士はおそらく。『主人の取り合い』をする仲なのだろう。黒犬が拗ねたように、グルルと唸った)
ええ。ええ。名残惜しいけれど。それなら。帰りはどうか、アーラに任せて。あなたが望めば、そのままにそらを翔けてくれるわ。」
(ENo. 170) 2020-06-27 20:02:49
「あぁ、どうにも箒は苦手なんだ。色んなものが気になって、ふらふらしてるうちに落ちかけたことが一度や二度じゃない。ふふ、君は本当に色んな使い魔を持っているね。それだけ動物たちに愛されてるという事かな。」
この子の褒美も沢山買わないといけないな、と笑って。
「…さて、随分長居してしまったかな?いつもまにやら月も高い。そろそろ今日はお暇しようかな」
(ENo. 110) 2020-06-27 19:54:38
「ふふ、髪を焦がさないように気を付けて。褒めたら色々なものが出てくるなぁ。褒める場所は多々あるから、私の家はお菓子と手芸品であふれてしまいそうだ」
おや失礼、と手を離し、離した手を"アーラ"と呼ばれたその子の方へと伸ばす。叶うなら頭を撫でるだろう
(ENo. 110) 2020-06-27 19:52:20
彼岸の魔女
「たのしみだわ。ああ、かまどの鬼火たちの『ごきげんとり』をしておかなくっちゃ!
(あの子たち、たまに気まぐれをおこすのよ。なんて唇尖らせたのも束の間。すぐに笑顔を取り戻し)
結び、つなぎ、結わくもの。それは、えにしにも似ているわ。……まあ。まあ、お上手ね!褒めてもお菓子や手芸品しか出てこないわよ。ふふ!
(握手を交わしたまま歓声を上げる友のすがたに、おかしい、と楽しげに笑って)
箒はにがてだって仰ったでしょう?あの子は、遠くにお出掛けするときに翼になってくれるのよ。もちろん、もちろん。いつでも名前を呼んであげて。お駄賃には、アーモンドをたっぷり練り込んだビスケットをあげてね。
(そうすれば。『彼女』は喜んであなたの翼になるだろうと、鷹揚に頷いて)」
(ENo. 170) 2020-06-27 19:46:53
「それはいい!たくさんのお菓子を用意しよう。虫歯を治す魔法が必要かもしれないな。」
楽しくて歯を磨く前に寝落ちてしまわないようにしないと、と顎に手を当てながらそんな光景を想像して
「あぁ、私も好きだよ。機械の体を流れる電子回路に似ている。何かを繋ぎ、止めるもの。ふふ、君の柔肌が荒れてしまわないように寝かしつけることが友人の責務になりそうだ。」
是非とも期待しているよ。決して無理はしないように、と口添えて。手を握ってるうちに、飛来した巨鳥におぉ!と手を離すのも忘れて目を輝かせ
「これならひとっとびで来れそうだ!ここに来る度借りてもいいのかい?」
(ENo. 110) 2020-06-27 19:40:08
彼岸の魔女
「『しるべ』をおのぞみ?だったら。そうね、だったら。あの子の名を呼ぶといいわ。……『アーラ』、いらっしゃい!
(名を呼ばれたのは、最初に魔女の訪問を告げた鴉であった。黒い風切り羽を広げたそれは、見る間に。大きく、大きく――それこそ。ひとひとりを乗せられる程におおきな影となり、バルコニーの片隅に舞い降りたのだった)」
(ENo. 170) 2020-06-27 19:30:24
彼岸の魔女
「そう?それならつぎは、すきなお菓子を持ち寄りましょう。ね、そうしたら。おたがいのすきなたべものがわかるわ!
(それって素敵じゃあないかしら、なんて片目を瞑って見せ)
んふ!ありがとう。わたし、糸を集めることがすきなのよ。魂とからだのつながりを彷彿とさせるからかしら。紙縒り、紡ぎ、ひとつの糸になったものを編んでいく。それが楽しくて、ときどき眠るのも忘れてしまうのよ。
(ああ、友に贈るなら。ひとつのまじないでも込めたくなってしまうものだと頷いて)
いいわ。……これで、契りはむすばれた。
(流れるように紡いだ名を、彼女が認めればひとつの形と成るだろう。おずおずとてのひらを差し出し、握られたなら、おんなは照れ臭そうにはにかんでいた)」
(ENo. 170) 2020-06-27 19:30:04
「ふふ、優しい友人をもって鼻が高い。あぁだが、やはり私は互いの好きなもので囲まれていた方が幸せだ。」
だからぜひお願いするよと、潜めた声の分だけ顔を近づけて。
「へぇ、それはすごいな!私はどうにもやってる途中で飽きてしまう。ストールもか!あまりに良いものだからどこで買ったのか聞こうと思っていたんだ。」
まさかここに制作者がいるとはね、なんて笑って。魔女は色んなところに出掛けるものだから、ときたま男装のそれが破れたりする。交友を続けていくうち、そう言ったものを直してほしいとお願いをすることもあるかもしれない
「ふふふ………あぁ、契約成立だお嬢さん。半年後、森が白く染まる頃に、きっと対価を頂きに参上しよう。そして契約通り………これから何度もここを訪れるとしよう」
サインを確かめれば恭しく礼をして。これからもよろしく、とその手を差し伸べ、可能なら握るだろう。
「しかし何度も来るとなると少し骨が折れるな。近道があればいいのだが」
(ENo. 110) 2020-06-27 19:15:57
彼岸の魔女
「まあ!だって、にんげんは好意をもつ相手をもてなすのでしょう?魔女だってそうしたいわ!
(でも。あなたが萎縮してしまうなら、そちらのほうが『おともだち』らしいなら、そうするのもやぶさかではない、なんて。ひそひそと声を潜めて)
編み物、すきよ。クロシェにレース編みまで、なんでも。んふふ。いま羽織っているストールだって、わたしの手遊びのひとつなのよ。
(お披露目する機会はそうそうない。けれど、長く続けていれば上達もするもので。軽い羽織もの程度なら仕立屋要らずだと、えへんと胸張り)
魔女の契約は商いとおなじよ。反故にすれば魂をも脅かす脅威足り得るわ。……よろしくて?
(なんて。顔は笑っているし、頬もりんごのように赤く染まっている。嬉しさが隠れていない。全く隠せていない。あなたが頷くなら、魔女は宙から羽ペンとインクを喚ぶ筈で)」
(ENo. 170) 2020-06-27 19:03:04
「ははは、そんなにもてなされてしまったら、まるで『お客さん』のようじゃあないか。紅茶は君の好きなものでいい。角砂糖は2つがいいな。そしてお菓子は………お互いの好きなものを持ち合うのさ。ふふ、友人とはかくあるべきではないかい?」
くすり、とウインクをしながら唇に人差し指を当てて。人里でお菓子を買いに出かけるのも、楽しいかもしれない。
「へぇ、編み物ができるのかい!なんでも編めるのかい?どうにも冬の寒さが苦手でね、毎度防寒着をきるのだが、どうにももこもこして動きづらいんだ。手袋やマフラーがあったら、もう少し薄着ができるかもしれない。ではお嬢さん。君の編み物を契約の対価としよう。よろしいかな?」
ひらりとどこからともなく現れる紙は、"悪魔の契約書"。しかし魔女が見ればそれは玩具じみた大雑把でなんの効力も示さない、いわば"ごっこ遊び"の品だと分かる。
契約してくれるかい?なんてくすくす楽しそうに笑いながら。
(ENo. 110) 2020-06-27 18:55:55
彼岸の魔女
「そうね、かれらの過ぎる時は瞬きほどの。だからこそ、つよくまばゆく輝いていくものなのかもしれないわ。
(おんなはそれを、ともしびのようだと。或いは野に咲く花のようだと語った。風が吹けば朽ちてしまうそれらは。時に目を瞠るほどの生命力を見せ付けてくる。そんなすがたが、『ひとでなし』の興味を引いてやまないのではないかと微笑んで)
まあ。まあ、ほんとう?わたし。そんなことを言われてしまったら、年甲斐もなくはしゃいでしまいそう。あなたのすきなお菓子を、たくさん、たくさんご用意するわ。紅茶の好みも。角砂糖の数も。あなたの望むまま。
(『知りたいの』と、頬に両のてのひら添えてはにかんだ。ここは静かで。あまりにも、静かすぎるから。ひとりで居るのは寂しくてならないのだと添えて)
わたし?そうね……、植物を慈しむこと。刺繍と、編み物がとくいなこと。おばあさまに習ったお菓子作りに、……魂の聲を聴いて、とどけること。
(あなたの興味を惹くものはあるだろうかと、小首を傾いで)」
(ENo. 170) 2020-06-27 18:39:13
「ふふ、寿命の短さが発想力の鍵なのかもしれないね。あれは見習いたいものだが、寿命を短くはしたくないものだ」
まだまだしたいことは沢山あるから、人の作りだす技術は外から眺めるだけにしておくのだ。
「私がここに来るだけで喜んでもらえるのなら、幾度も足を運ぼうとも。ぜひ紅茶とお菓子を用意してて待っていてくれ。夏は冷たいものを。冬は暖かいものを」
それが飲めるだけでも、ここに来る理由は十分なのだから、と笑いかけながら。
「ふぅむ、望むものと言われると難しいな。私は出来ないこともまま多いが……お嬢さんは何ならできるのかな?」
(ENo. 110) 2020-06-27 18:28:24
彼岸の魔女
「ふうん、にんげんはおもしろいことを考えるのね。やっぱり、にんげんの街はまばゆくて、とっても愉快だわ!
(だから。またこっそり『おしのび』に行くわ、なんて。ころころと楽しげに笑い)
ここは彼岸と此岸のさかいめ。かぎりなくあちらに近くて。しずかで、なにもないところよ。でも……きょうは、あなたが来てくれたわ。『お客さま』ではなく、『おともだち』として。
(ささやかな。けれど、おんなにとってはとびきりのサプライズだ。ことのはをかわしあうこと。笑みを湛え乍ら、なんでもないやりとりをすること。それがとても嬉しいのだと、目を細め)
うれしい。とっても。とっても、両手をいっぱいひろげても足りないくらい!ああ。いちまいは、おばあさまたちに届けるわ。だから。……ふふ!ふたつのいのちを、此岸に帰すことができるのね。
(慈しむように。母が子にそうするように。三枚のカードを抱き締めた)
お代はなにがいいかしら。ねえ、あなた。叡智の君。あなたは、わたしになにをのぞむのかしら!」
(ENo. 170) 2020-06-20 22:02:16
「それが中々、技術の粋を集めてうまいことしているのさ。光にかざすと隠された模様が見えたりとかね」
大きな金塊は何枚もの紙幣で取引されているから、錬金術の魔女もご安心さ、とからから笑い。
「あぁそうだとも。死を選ぶにはそれだけ苦しい思いをしたはずさ。断腸の思いで決断し、それを君が優しく送り届ける。きっと皆、死の淵は幸せであった事だろう」
そうでなければ、穏やかに眠る事などないさと言葉を零し。どことなく遠くを見つつ
「もちろん。君の長い睫毛が涙で濡れてしまうくらいなら、私の力を使ってくれたまえ。緑色だけでよさそうかな…………よいしょ、今あるのは3枚か。またそのうち持ってくるよ」
赤、黒、白、金のカードをしまい、反対の懐から緑のカードを3枚出して、君に差し出した。
(ENo. 110) 2020-06-20 21:52:06
彼岸の魔女
「紙がお金になるの?髪の毛を対価に強請る魔女も、すくなくはないとおもうけれど……それじゃあ、錬金術がとくいな魔女が、『みせじまい』してしまうわ!
(にんげんのきまりごとは実に複雑だ。紙幣ではにせものが広まってしまうんじゃあないかしら、なんて首を傾げ乍ら)
そうかしら。……ええ。ええ、そうだといいわ。わたしのもとへ来る『お客さま』は、みな微笑みを浮かべて眠りにつくの。わたしの子守唄も、すこしは役に立てているなら。それは橋渡しにとって、いちばんのよろこびだわ。
(客人はみな、おんなにことのはを託して眠りにつく。それに返事を返せないことが、おんなは堪らなく悲しかったから)
……いいの?ほんとうに?……わたしに、『生かす』すべを、さずけてくれるの?」
(ENo. 170) 2020-06-20 21:42:22
「はっはっは。もう少し文明の進んだところでは紙幣というものがある。紙に金額と模様が掛かれたもので、貨幣よりもうんと軽いから大きな金額を持ち運ぶのに適しているのさ。紙とインクで出来た何の価値もないはずのものが、金貨よりも大きな価値を持つというのは人間の"社会"というものがいかに複雑なものか思い知らされるね」
それその物の価値ではなく、それに付与されている価値を見る。それは社会という大きな範囲の中で、信用という網がしっかりと張り巡らされている証拠だ。
「君の力も素晴らしいものさ。苦しまずに最後を迎えられるならそれに越したことはない。それでも私の作った魔法と科学の結晶が、君に喜びを与えたのならこんなに嬉しいことはない。……くっふふ、可愛らしい声が漏れているよ。」
頬から手を離し。よければ何枚かあげようか?と。カードの数しか使えない、限られた奇跡ではあるけれど。
(ENo. 110) 2020-06-20 21:33:25