ENo.5 トトテティア・ミリヴェとクアン・マイサ
プロフィール
【トトテティア・ミリヴェ】 ・22歳/176cm/201kg ・まんまるふとっちょ雌狐。 ・巨乳。 ・露出が多い。 ・好奇心旺盛で元気いっぱいだがおつむはよくない。のんきで図太い。 ・常軌を逸した大食らい。 ・お腹フェチ。 ・風を操る魔法使い。 ・得意技は風船のように身体を膨らますこと。 ・めたくそ素早く、そしてパワフル。嗅覚も鋭く、特に食べ物の匂いは絶対に逃さない。 ・髪に風珠(かぜたま)というヒモつきの飾りをつけていて、これが風の流れを教えてくれるらしい。 ・クアンとラブラブ。 【クアン・マイサ】 ・23歳/全長7.2m/210kg ・下半身がヘビの女。 ・貧乳。 ・露出が少ない。 ・おとなしくて聡明。繊細でストレスをためてしまいがち。 ・食が細く、骨がうっすら浮くくらいには痩せている。 ・柔らかいものが好き。 ・水を操る魔法使い。 ・治癒ができる他、冷気系の魔法も使える。 ・運動は不得意で、身体もあまり丈夫な方ではない。 ・手にしたふしぎな浮き輪の中で使い魔のスライムを飼っている。 ・トトテティアとラブラブ。 【魔族の世界『アル=ゼヴィン』】 ・トトテティアとクアンの故郷であり、魔族しか住んでいない世界。 ・たくさんの《島》が大地に突き刺さっており、中には旧文明のお宝が眠っている。これら《島》は大昔には空に浮いていた。 ・かつては人間もいたが、はるか昔に魔族との戦争に負けて滅びてしまった。 ・その後魔族同士でも戦争し、その中で《島》は大地に落下した。魔族も滅亡しかけたがなんとか持ち直して今に至る。
愛称
《魔族の女コンビ》(Eno. 5)
日記
【『琳彩楼』滞在記19日目-クアンの日記】  『古地図の船』に乗り込んだ。  テティに風船になってもらい、船のさらに上をとって中に飛び込む。  幸いにして前回ほどの大混雑にはならなかった。  中からひょっこりひょっこりと現れてきたのは、モノクルをかけた魔物。魔法をぶっ放しにかかってくるのがすぐにわかったから、横っ飛びしようとしているテティにしがみついてかわす。  初撃をかわしてしまえばこっちのもの。誰かが死角から飛びかかって押し倒し、そのまま全員で袋叩きにしてしとめる。  『船』の確保は無事成功した。  検分となったので地図に一通り目を通してみたのだけど……なんだろうこれ。  どれもこれも、暗号とも思えないような捉えどころのない記述だ。トポロジック虚数濃度ソースをかけた自己言及的正八胞体ハンバーグ様の断崖に非決定論的に列挙された再帰的プラグマティック超平面空間の多様体財宝の在り処ってなんだそりゃって話(テティがえらく気にしてた。多分ハンバーグとソースのとこしか読んでない)。しょせん夢は夢……そんなところか。  一方で地図以外にアンティーク品もたくさん見つかっており、その中にいい感じの懐中時計があったのでもらっていくことにした。時計盤には森の中の湖が描かれていて、まるで本物を映しているかのようにぼんやりと動いている……魚が跳ねたり、鳥が飛んでいったり。虫やカエルの鳴き声も聞こえたりする。  湖、か……。私のふるさとで、ソライロと出会った場所でもあるタッタバンナ湖。最近あそこの話を聞く機会がなかったけど、どうなっているんだろう。  いま私は暴飲暴食に励んだテティのお腹によっかかり、げっぷを受けながらこの日記を書いている。  というか今頭によだれをたらされた。普通だったら嫌がることだが私はそれほど嫌でもない。いっそテティに食べられたいとすら最近は思う。尻尾の方からごくごく丸呑みしてもらいたい。こんなん人に言ったら間違いなく気が触れたって思われるだろうけど。  いいかげん眠いからわけわからんこと書いてるな。寝よう。おやすみ。 【『琳彩楼』滞在記19日目-トトテティアの日記】  お船つかまえにいきました!  守ってる魔物はなかなか強かったけど、負けないもんね! クアンにもケガ一つさせやしないんだから。  ハンバーグのありかが書いてある地図を見つけたけど、クアンはどうせデタラメだって。なんでー?  しょうがないから街のレストランでハンバーグを食べにいった。何回おかわりしたっけ。百回くらい? そんなには食べてないか。お金なくなっちゃうし…… 【『琳彩楼』滞在記26日目-クアンの日記】  今日は仕事も休みだ。懸案事項というべきものもあまりないので、テティと二人で『夢宝』が流通する市場を歩いてみることにした。  市場では不思議な品々が所狭しと並べられていた。  光の弾丸を撃ち出す銃だとか、飲み物を注ぐと飛び散ったしずくが浮き上がってオバケになり話しかけてくるティーカップだとか、ページをめくるたびに描かれているものが飛び出してくる(すぐ消えるけど)本だとか、いろいろと。  眺めていると、ここで長いこと暮らしているらしいお年寄りが話しかけてきた。  その人が言うには、『夢宝』は常識では捉えられないものだという。『夢宝』の不思議な力がどんな仕組みで生じているのか調べようとした者もいるが、それは決してわからないことなのだとわかったと。何しろ、『夢』なのだ。どうせいつかは消えてしまうものなのだから、ありのままを楽しむのがいい、と。  これまでに手に入れたティーポット(ちなみにこれはティーパック一つでお茶がいくらでも出せる代物だった。テティのお腹を水風船にするのに役立っている)や懐中時計もそのうちなくなってしまうのだろうか。  まあ、仕方ないか…… 【『琳彩楼』滞在記26日目-トトテティアの日記】  今日はクアンと市場にいきましたー。  『夢宝』ってすっごいなー。アル=ゼヴィンの魔法でもできないようなことができちゃうんだ。  いくらでも増えるおまんじゅうとかケーキとかあればいいのに、て言ったらクアンが、そんなのがあったら遅かれ早かれ食べきれなくなって大地が埋め尽くされちゃうって。  んぅ。おまんじゅうだったら一万個くらいは食べられる自信あるんだけどなぁ。 【『琳彩楼』滞在記30日目-クアンの日記】  気づけばここでの暮らしもこなれてきたように思う。まあ、考えてみればもうひと月くらいになるんだよね……早いものだ。  仕事中に街の方を振り返ると、大きく膨れ上がってふよふよ浮かんでいるテティの姿が見える。  重い荷物でも余裕で運べると評判で、建設現場でも資材を運ぶために働くようになった。今のテティは街中で引っ張りだこだ。休む間もないほど忙しくなったけど、その分給料ももらえてたくさん食べられるようになったと喜んでいる。  そんなこんなで夜、今度は空気ではなく食べ物で膨れ上がったテティと戯れていたときにふと気づいた……ああぁ、スパッツが破けてる。  伸縮性のいい竜皮を使ったはずなんだけどさすがにこの重労働(より大きく膨らむ)には耐えられなかったのかもしれない。補修しておいたが長くはもたないだろう。どうしたものか…… 【『琳彩楼』滞在記30日目-トトテティアの日記】  今日も風船になっていっぱいはたらきましたー。  最近はお手紙やお荷物だけじゃなくて、建物をたてるための大きな岩とかも運ぶようになったの。頼りにしてもらえてうれしいなっ。がんばるぞー!  お給料もいっぱいもらえるようになったよ。  今日は十五軒くらい飯屋さん回っちゃった、ラーメンにギョウザにハンバーガーにカレーにステーキにおうどんに……どんだけ食べたかなー、みんなおいしかったけど! んふふー!  ……でも食べすぎてスパッツやぶけちゃった。それとも昼間パンパンに膨らんだのがいけなかったのかな。  ごめんねクアン…… 【『琳彩楼』滞在記31日目-クアンの日記】  三回目の漁は『縫製工場の船』を狙うことにした。今の私たちにとっては、文字通り渡りに船だ。いい感じの素材を奪って……じゃないや、手に入れてテティのスパッツを修復する。  『夢宝』はいつかは消えてしまうものだし、一時しのぎにしかならないだろう。だが手元の糸と布でどうにかするよりはマシなはずだ。後のことはまた別途考えればいい。  なんとしても『船』を確保する。 【『琳彩楼』滞在記31日目-トトテティアの日記】  服をつくるお船にいきまーす。  スパッツやぶけちゃったから直してもらいに……や、材料だけもらいにいくんだっけ?  魔物は直してくれないだろうしなあ。  なんにせよ、がんばるぞー。
漁への参加
縫製工場の船 の確保に参加しました!
漁実績
更新回 船舶 呼称
1 お茶会の船
2 古地図の船